#091 三世(さんぜ)の実在

過去世、現世、来世を総称して三世(さんぜ)と呼んでいる。仏教は三世の存在を前提にしてその法理が成り立っている。しかし、なぜ三世がある、と言えるのか? もっと読む…

#090 SF「グランティスの遺産(下)」

SF小説「グランティスの遺産(下)」の執筆が完了した。400字詰原稿用紙換算で426枚の長編である。 もっと読む…

#086 内外相対の時代

人類世界から戦争をなくしより良いものに変えるためには、内外相対を価値判断の基準として用いることにより、世界宗教の進化的淘汰を進めることが抜本的な方策であろう。 もっと読む…

#080 日本仏教史における法華経

日本における仏教史を語るとき、三度の大きな転換期があり、その全てが法華経を基軸にしてなされたことが特筆される。 もっと読む…

#066 縄文の謎 (1) 土偶

縄文時代にはいくつかの謎がある。その中で縄文時代の製品である土偶に関しては、何のために作られたのか、という大きな謎が未だ解明されていない。その謎に迫ってみる。 もっと読む…

#065 宗教と哲学の区分

宗教には必ず教義があるが、この教義と学問としての哲学とは何が異なるのか。
この本質的な違いは、宗教には行動が伴い、哲学は論理思考であり行動が伴わない、ことにあるが、ーーー。
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#064 東日本大震災と日本人の精神土壌

東日本大震災の後、被災地や国内の各地で日本人は冷静な行動を取りお互いを助け合う姿が、海外に広く報道された。暴動も略奪も起きなかった。その日本人の特性とは何なのか?何が日本人の精神基盤となっているのか? もっと読む…

#054 西洋哲学の変遷と限界

 ギリシアに源流をおく西洋哲学の3000年の潮流を、その発展と変化と衰退の転換期の哲学者に焦点を合わせることにより把握する。西洋哲学史の全容を知りたい方にとり、本抄は極めて短い案内書になると思っている。 もっと読む…

#053 インド仏教の興亡

 なぜインドで仏教が誕生しそして衰亡したのか? 権力庇護によって興隆した仏教はやがて権力弾圧によって衰亡した。武力を布教手段として正当化しているイスラム教に対して穏健思想の仏教は生存できなかった。 もっと読む…

#052 クリスマス?

 クリスマスはイエス・キリストの誕生とは無関係であり、古代ローマ帝国で栄えたミトラス教が、毎年12月25日に不敗の太陽神ミトラスの誕生を祝う祭りを行っていたことに由来する。 もっと読む…

#041 仏法とは

 仏法とは、元来、釈尊が一代で説いた法門をいう。仏法は3000年の歴史を経て今日に至っているが、その本質的な知見が科学の未熟さを浮き上がらせる様相を呈している。 もっと読む…

#037 池田創価学会の宗門離脱経緯

 52年路線は創価学会の日蓮正宗からのの第1次離脱行動であり、91年に第二次離脱行動がとられた。この第2次離反行動においても本尊と教義において、第一次離脱行動の時と同様の理由により同様の行動がとられた。   もっと読む…

#030 ヒトの定義

 人をカタカナでヒトと表記すると、生物学ではホモ・サピエンスを意味する。祈ることのできる生物が地球上で唯一ヒトであると考えれば、ヒトとは「祈ることができる人」ホモ・プレと定義したい。 もっと読む…

#024 業(ごう)とは

業(ごう)とは古代インドの思想から発した輪廻転生に関わる概念であり、現在には仏教用語として残っている もっと読む…

#016 イエス「真伝」

 アーサー・C・クラークの「過ぎ去りし日々の光」で描かれたイエス・キリストの12000日にわたる生涯は、私には既視感のある姿となって受け入れられる。 もっと読む…

#011 虚飾の冠

 創価学会の池田名誉会長は日本で最多の顕彰獲得家となっている。不可思議な顕彰も多くあり、池田氏が受称した『桂冠詩人』も『世界桂冠詩人』も当然のことと言えば当然であるが、英国公定の桂冠詩人ではない。 もっと読む…